物件探索(2)「えっ!?これでも同じ25坪?」

大阪の貸事務所専門不動産屋がオフィス探しの極意教えます!

不動産業者に候補となる物件を3物件ほど案内してもらうと「同じ25坪でも、さっきの物件より狭くないか?」といった疑問が出てくる場合があります。

それは、契約面積の中身の違いによります。(契約面積とは、賃貸借契約書に記載される面積のこと。)

簡単に言えば、契約面積に共用部分を含むか否かによります。

最近ではネットかグロスかという言い方もよくしますね。

契約面積がネット面積の場合、壁芯での専有部のみの面積を言い、グロス面積の場合は、共用部分を何割か含んだ面積を言います。

例えば、契約面積25坪の事務所でも、ネット面積の場合は当然室内は25坪ですが、グロス面積でネット率80%であれば、室内の面積は25坪×0.8=20坪となります。

ネットかグロス(ネット率20%)かで、同じ25坪でも室内で5坪の差が生じます。

とはいうものの、最終的には『この物件でこの金額を出す価値があるか?』という全体観的発想で物件を見た方が良いと思います。

あまり細かいことに拘り過ぎると、結果的に森が見えなくなるかもしれませんので。

大阪の貸事務所専門不動産屋でした!

≪今回のまとめ≫

物件により、表示面積に共用部分を含んだり含まなかったりするので、結果、同じ坪数でも実際に使える面積は違ってきますので注意が必要。

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