物件探索(18)「手数料の価値」

大阪の貸事務所専門不動産屋がオフィス探しの極意教えます!

不動産屋に物件探しを依頼して、すぐに気に入った物件が出てきてすぐに申込をした場合と、なかなか決めきれずに何度も何度も色んな物件を内覧した末に、やっと申込をした場合があったとします。

不動産屋に手数料を支払う価値あり!と思うのは、どちらの場合でしょうか?

何度も何度も内覧に付き合ってくれた方ですか?

確かにあなたとの関わり合う時間は、後者の方が明らかに多いです。

そして手間についても、後者の方が明らかに手間が掛かってます。

でもですね、不動産屋からすれば、お客様に価値を提供するという観点では断然前者、すなわち要望に合ったものを一発目で提示して、すぐに申込をしていただいた場合の方が、手数料をいただくに値する仕事をしたと思っています。

これがですね、人によっては「何やチョットしか仕事してへんのに手数料取るんか?」みたいな態度を取る方がいらっしゃいます。

でも、ちょっと考えてみてください。

申込という行動を起こすほどに要望に合致した物件をすぐに提案するということは、本来の要望を満たすことに加え、お客様に無駄な時間を使わせていないという価値の提供もあるのです。

一方で、そのような物件を提案できるようになるために、不動産屋の営業マンはそれまでに膨大な時間を費やしており、その時間的価値も享受しているともいえます。

一見すると手間が掛かったとか長い時間を掛けたとかの方がお金を支払う根拠がありそうですが、物件探しにおいては実は逆なんですよね。

短時間で的確な物件を提案する。

これは、不動産屋としては、最高に価値ある仕事をした時と言えます。

実際に掛かった時間の長短や手間の多い少ないが、単純に手数料の多寡に反映するものではないと思います。

最高の不動産屋は、納得感ある物件を一発目に提案してくる不動産屋ですよ。

もちろん、物事によっては手間の煩雑さや時間の長さが、そのまま価格に反映される場合もありますので誤解されませんように。。。。。。

大阪の貸事務所専門不動産屋でした!

≪今日のまとめ≫

少しの時間で納得感を提供できるということは、場合によってはより価値のある仕事でもあります。

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