2.解約通知書提出(2)「次の物件まだだけど、提出して大丈夫?」

大阪の貸事務所専門不動産屋がオフィス探しの極意教えます!

現在入居中のビルで、館内移転の可能性もなくなったので、いよいよ解約通知を出さなければいけない状況になったとしても、まだ移転先の物件も決まっていないのに、解約通知書を出して大丈夫なの?

もちろん、解約通知書を提出しない限り、解約予告期間のカウントがスタートしないのは分かっているんですが・・・・・・・

この疑問にお答えします!

まずここで、ご確認いただきたいのが、現在の賃貸借契約上の解約予告期間です。

解約予告期間は、物件によって様々です。一般的に、マンションの場合は、1ヶ月前予告が多いのに対しオフィスの場合は、6ヶ月前予告が多いと思います。(物件によっては、3ヶ月前予告や1ヶ月前予告もありますので、必ず契約書で確認してください。)

あくまで私見ですが、6ヶ月前予告の物件であれば、次の物件が決まる前に解約通知書を提出しても問題ないと思います。

と言いますのも、まだまだ景気の回復もままならず、空室率も高止まりの状況にありますので(2014年現在)、6ヶ月もあれば十分に次の物件を探すことは可能です。

また、できるだけ賃料の二重払いを避けるためにも、解約予告期間は消化させておく必要があります。

逆に、3ヶ月前予告や1ヶ月前予告の物件であれば、次の物件を確保・決定してから提出した方が得策と思います。

3ヶ月前予告とはいえ、原状回復工事もこの期間内に終わらせないといけませんので、思いの外、時間がないですよ。

物件によってはフリーレント等もありますが、あまりそのような条件は当てにせず、移転スケジュールを組みましょう!

大阪の貸事務所専門不動産屋でした!

≪今回のまとめ≫

6ヶ月前予告物件は、物件探しより先に解約通知を出しても、ほぼ大丈夫!こだわり過ぎなければ、次の物件は見つかります。

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